サラタメさん
- 迷ったら「無形商材の法人営業」を選べ
- 自己分析の罠に気をつけよ
- まず20代で年収700万円を目指せ
「年収1000万円を超えたい」
そう思ったら読んで欲しい本があります!
それは、末永雄大さんが書かれた『キャリアロジック~誰でも年収1000万円を超えるための28のルール~』という本です。
末永さんは「すべらない転職」というWebサイトやYouTubeを運営されている会社の社長さんでいらっしゃいます。
さらに、ご自身も転職エージェント担当者として、今まで数千人単位の転職希望者の方と触れ合ってきたという、まさに転職のプロなんです。
本書は、そんな末永さんが、サラリーマンキャリアの勝ちパターンを教えてくれる一冊です。
この記事で、28のルールすべてをお伝えするわけにはいきませんので、今回は、私サラタメが厳選した大事な以下の3つのポイントをお伝えします。
- 迷ったら無形商材の法人営業
- 愚痴と自己分析の違い
- まずは20代で年収700万円
ではいきましょう!
サラタメ さん
サラリーマンとして年収1千万を目指したい人はもちろん、私みたいに「とにかくぬくぬくしたいんだ」という意識低い系転職希望者にとっても、有益な情報だと思いますよ~^^
動画で見たい方は、↓こちら↓からどうぞ!
目次
①迷ったら無形商材の法人営業
これはつまり
- いい待遇を受けたい
- でも、特にやりたい仕事なんてない
- 専門スキルも持ってない
というサラリーマンなら、「無形商材を法人に売る営業マンになりましょう」ということです。
無形商材を扱う会社の中でも、以下のような会社で法人営業するのがおすすめです。
- 広告代理店
- 人材紹介会社
- Webマーケティングの会社
- ITシステム関連の会社
なぜおすすめするかというと、結論、儲かる会社で働き続けられるからです!
無形商材を売る会社は、在庫とか仕入れがない、もしくは極端に少ない商売をやっているので、利益率が高いんですよ。
さらに商売相手が法人ですから、一発受注したときの売上金額や利益金額が大きくなります。
例えば、ITシステムを丸ごと買ってもらう場合、一発の受注で、数百万~数千万のお金が動くわけです。
そして、やはり儲かっている企業は、社員に給料として、もしくはワークライフバランスとして、還元してくれる傾向にあります。
そのため、所属してる人たちにとってメリットが大きいんです。
裏を返せば、真逆の有形商材を個人に売る仕事は、待遇として損する場合が多いです。
たとえば、アパレル業界であれば、洋服屋さんの店頭に立って、個人のお客さんに1万円の服を買ってもらうだけでも、けっこう大変ですよね。
サラタメ さん
法人営業も大変ですが、さすがに洋服屋さんの数百倍~数千倍の労力がかかるわけではありませんので、ここにどうしても、待遇の格差が生まれてしまうんです…。
法人営業は知識が必要。だからこそいい!
無形商材を扱う営業は、労力はかからなくても、知識が必要です。
ただ知識は、今後も使える武器になるんですよ。
一度身につけてしまえば、他の会社でも転用できる可能性が高いです。
一般的に、有形商材より無形商材を営業する知見のほうが、汎用性が高いものである場合が多いです。
そのため、無形商材の法人営業スキルさえ極めておけば、いずれ儲かる会社に転職できます。
そういう意味でも、若いうちに、無形商材の法人営業を経験しておくと、長期的なキャリア戦略上、かなり有利です。
サラタメ さん
「この仕事がしたい」「このスキルを身に付けたい」という明確な目標がある人を止めてでもオススメするつもりはありませんが、
「何していいのかわからない!」と迷っているなら、無形商材の法人営業は非常にオススメです!
②愚痴と自己分析の違い
「愚痴るだけではなく、正確に自己分析をしよう」ということです。
私も知り合いの転職の相談にちょこちょこ乗ることがあるんですが、、、
営業の仕事がイヤなんだよね。営業以外の仕事がしたい……
友達
サラタメ さん
(転職活動に向けての自己分析ができてる状態とは言えないな〜)
こんな風に思うことが多いです。
というのも、「営業の仕事がイヤ」ということだけでは、本当に営業職をやめたほうがいいのか判断がつかないためです。
一口に「営業の仕事」と言っても、細かく分解すると、いろんな要素で出来上がっています。
その細かい要素を分解して、どこがイヤで、どこはOKなのかを分析しないと、正確に自己分析ができてる状態とは言えません。
例えば、イヤな部分だけでも以下のようなことが考えられますよね。
- 上司が、売上に対して、毎日毎日執拗に詰めてくることなのか?
- チームで売上をつくる感じではなく、個人間での競争みたいな空気になってることなのか?
- そもそも、売ってる商品が全くいいと思えていないことなのか?
- 誰が担当しても、売上に動きがなくて、張り合いがないことなのか?
そのピンポイントの細かい悩みさえ解決できれば、「営業も悪くない」、もしくは「意外に自分に合ってるかもしれない」と思い直すことだって十分にあり得ます。
そのため、仕事の中でも、特に何をしているときがイヤだったのか、それを「具体的な動詞」として、表現できるまで、自己分析するようにしましょう。
▼自己分析の効果的なやり方
転職活動の「自己分析」はすぐ終わらせろ!効果的なやり方で”自分探し”に終止符を|サラタメのホワイト転職
これまでの仕事経験やキャリア像、スキルから自分の考えを整理することで、効率よく自己分析を進めることが出来ます。転職を成功させるためにも、この作業は必ずして下さい。
サラタメ さん
「営業がヤダ「接客がヤダ」「事務仕事がヤダ」という、ネガティブな理由で転職活動を始めるのは、全然いいと思います!
その代わり自己分析をしっかりしましょう!
③まずは20代で年収700万円
まずは「四の五の言わず、20代のうちに年収700万円を目指しましょう」ということです。
勘違いして欲しくないのは、お金が全てということではありません。
本書の著者である末永さんも「経済的成功」と、「心で感じる幸せ」は別モノだとおっしゃっています。
ただそれを踏まえた上でも、20代のうちは、
- 「幸せ」より「成功」を目指せ
- 「やりたいこと」よりも、「できること」を増やせ
- 「できること」を極めろ
これらのポイントが重要ということです。
なぜなら残酷な話、キャリアの選択には年齢制限があるからです。
30代中盤以降になると、「専門スキル」や「チームをマネジメントする経験」がないと、キャリアの選択肢は狭まってしまいます。
20代のうちに
- 夢
- 好きなこと
- 夢中になれること
みたいなことを言って、自分探しをし続けるのに憧れるかもしれません。
しかし、その結果「できること」がない状態になってしまうと、その先の人生で取れる選択肢がどんどん少なくなってしまいます。
そのため、30代に突入する前に、「私は、御社が求める○○という仕事ができます!」と言い切れる状態にして、まずは選択肢を広げておくべきです。
そして、そのビジネスマンとして「できることがあって選択肢が多くなる」という基準が、ザックリ年収700万円ラインに表れるんです。
末永さんが今までの仕事で、膨大な人材のデータ見てきて思ったのは、20代で700万円もらってる人は希少ということでした。
年収700万ラインを超えられてる人は、有利にキャリアを進められていて、求められる人材になれてるケースが多いのだそうです。
またノーベル賞を受賞したプリンストン大学の研究によれば、年収700〜800万円を超えると、幸福度もMAXに近くなるという結果も出ています。
キャリア戦略の側面から考えても、幸福度の側面から考えても、まず年収700万円を目指すことに価値があるんです。
つまり、
年収700万円ラインさえクリアしておけば、そこからさらにキャリアアップして年収1千万を目指すこともできます。
はたまた、それ以上の年収は求めずに、プライベートを充実させることもできます。
人生の選択肢を自由に選ぶための、非常に重要なラインなんです。
年収700万円を超えるために「副業」もアリ
とはいえ
- 20代でサラリーマン年収700万円超えるのは、難しい
- そもそも、もう30代~40代以上だ
- 別に会社で出世競争したくない
という人もいるでしょう。
そういう人には、副業がおすすめです。
年収700万円を超えるための手法は、なにも出世だけではありません。
サラリーマンと副業をセットにして、超えるのも一つの方法です。
転職となると、どうしても年齢の壁が立ちはだかりますが、副業は関係ありません。
何歳からでもスタートできるので、ぜひ挑戦しみてほしいと思います。
サラタメ さん
出世に興味のない、意識低めの私は、完全にこの戦法です。
【サラタメ的まとめ】サラリーマンキャリアの勝ちパターンを教えてくれる一冊
- 迷ったら「無形商材の法人営業」を選べ
- 自己分析の罠に気をつけよ
- まず20代で年収700万円を目指せ
本書は、年収1千万を超えるために守るべき28のルールを教えてくれる、そんな一冊です。
今回紹介した3つのポイント以外でも、キャリアを考える上で参考になる話がたくさんあるので、興味があれば読んでみてください。
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