サラタメさん
- 自己分析には時間をかけすぎない
- 「can」と「want」のうち「can」に集中する
- 「can」の中でも「実務経験」から自分の強みを見つけ出そう
今回は、転職活動するなら必須と言われる「自己分析」について解説していきます。
結論からお伝えすると、自己分析は最低限で問題なしです。
自己分析はあくまで、書類作成や面接の素材集めでしかないからです。
たまに自己分析をすること自体が目的になってしまって、終わらない「自分探し」を続けている人もいます…。
でも、ぶっちゃけそれって、時間の無駄です…!
じゃあ、どうすれば効率良く自己分析を終わらせられるのか、その方法を解説していきます。
ではいきましょう!
サラタメ
幼少時代までさかのぼって、「何が好きで、何が嫌いだった」みたいなことまで考える人がいますけど、そういうの全然ナシでOKです。笑
目次
自己分析は「can(何ができるか)」だけでOK
自己分析のやり方について解説している本や動画はたくさんあります。
どこでも言われているのは「can(何ができるか)」と「want(何がしたいか)」の2点を深堀りましょう、ということです。
しかし結論、「can」だけでOKです!
なぜなら、「転職の軸」を固める際に、「want」については必ず考えるからです。
「転職の軸」とは、「転職で何を実現したいのか?」という転職における最優先事項のことです。
それさえしっかり決まっていれば、もう十分。
それ以上深く考え込んでも、結局 書類作成や面接にプラスの影響は出ません。

「can」の「実務経験」に絞って棚卸しする
では「can」はどうやって考えればいいかをここからは解説していきます。
「can」の中にも
- 知識
- 資格
- 人脈
- 実務経験
- 特技
- 人間性
など数多くの切り口があります。
しかし、たった1つだけに絞って考えればOKです。
それはズバリ「実務経験」です。
実務経験とは、ざっくり言えば「今までどんな仕事をしてきたか?」ということ。
これまでのすべての実務経験を書き出すぐらいの気持ちで、棚卸ししてきましょう。
知識や資格は特殊な職種の場合は聞かれることもある
知識や資格については、特殊な職種を志望している場合は、詳細に聞かれることもあります。
例えば
- 技術職
- エンジニア
- 経理
などです。
ただし、一般的にそこまで深掘りはされません。
最も深掘りされるのは、間違いなく「実務経験」ですので、そちらの回答準備にこそ、時間を割きましょう。
自己分析で目指すべきゴールは「○○力」
実務経験を棚卸しできたら、次の条件に該当するものは、書類や面接で使えるネタになるので要チェックです。
なぜこれらの実務経験が大事になるかというと、企業は転職希望者に「再現性」と「継続性」を求めているからです。
サラタメ
「再現性」と「継続性」については、別記事で詳しく解説させていただきます!
最終的には、これらの条件に当てはまる実務経験をもとに、「自分の強みは○○力です」とアピールできればOKです。
「○○力が思いつかない!」という方は、次の例を参考にしてみてください。
ジャンル | 具体例 |
問題解決力系 | 課題発見力、論理的思考力、計画実行力、計画策定力、トラブル対応力、継続力、情報収集力、情報分析力など |
コミュニケーション力系 | 交渉力、プレゼン力、営業力、提案力、傾聴力、新規開拓力、関係構築力、読解力など |
チームワーク系 | リーダーシップ、フォロワーシップ、協調性、共感力、主体性、チームマネジメント力など |
その他 | 創造性、デザインセンス、成長意欲、企画提案力、タフさ、異文化理解力、人材育成力、指導力、人的ネットワーク(人脈)、マーケティング力など |
【サラタメ的まとめ】自己分析はサクッと終わらせよう!
- 自己分析には時間をかけすぎない
- 「can」と「want」のうち「can」に集中する
- 「can」の中でも「実務経験」から自分の強みを見つけ出そう
「転職活動をするならまず自己分析!」と至るところで言われているため、「そんなに大事なのね!」と、ついつい時間をかけてしまいがちです。
ただ残念ながら、自己分析だけしてても、実際の応募&選考に挑まない限り、転職活動は前進しません…。
自己分析はサクッと終わらせて、次のステップ(書類作成や面接準備)にこそ時間を割いてまいりましょう!
最後に…
私が実際に使ってみて「これはオススメできる!」と思った転職支援サービスをまとめた記事貼っておきます。
