サラタメさん
「いまの会社を辞めたい気持ちがある。でも、転職すべきかどうかで迷っている……」
いまの職場に不満が溜まってくると「転職した方がいいかも」と頭によぎる人も多いでしょう。
一方、「もっと経験を積んでからの方がいいのでは?」と考え、転職をすべきか迷う人もいると思います。
そのような悩みを抱えている方が、いますぐ取るべきアクションは次の通りです。
本記事では、99%の人が転職活動すべき理由を深掘りし、
「転職すべきか迷っている……」
というすべての方の背中を全力で押します!
▼動画でチェックしたい方は以下からご覧ください。
目次
結論:99%の人は”転職活動”をした方がいい
冒頭でもお伝えしたように、99%の人は「転職活動」をした方がいいです。
つまり、いまの職場に
- 不満や悩みを持っている人
- 不満を持っていない人
その両方の人たちが、転職活動をすべきなのです。
誤解のないようお伝えすると、会社を変える「転職」をすべきだと言っているのではありません。
「転職活動」をすべきなのです。
当然ながら、いまの会社を辞めて新しい職場に移る「転職」は慎重に考えた方がよいです。
しかし「転職活動」は、
“いまの職場よりも条件のよい会社があるのかを確認すること”
が目的となります。
つまり転職活動は、よりよい会社を探すいわゆる日々のリサーチ作業です。
ですので、誰もが普段から「条件にマッチした会社はないかな?」とアンテナを張っておいた方がいいのです。
なぜ”転職活動”をすべきなのか?
先ほども少し触れましたが、なぜ誰もが転職活動をすべきのでしょうか?
転職活動をすべき理由は、以下の2つだとわたしは考えています。
- 多くの時間やお金をかけずにできるから
- 今後の働き方・キャリアの方向性を考えられるから
転職活動は実際に応募をするわけではありません。
そのため少しの時間さえ捻出できれば、誰でも気軽におこなえます。
- どんな求人があるのか?
- いまよりも条件のよい会社があるのか?
- どのような人材が転職市場では求められているのか?
などの確認だけでもOKなのです。
また転職活動をすることで、さまざまな求人に出会います。
求人をみていくなかで
「どのようなキャリアを築きたいのか」
「どのようなライフスタイルを送りたいのか」
など、今後の方向性も整理できます。
このような理由から、転職活動は誰もがおこなうべきなのです。
転職活動はどんなことをするの?
くり返しになりますが、転職活動とは
「いまいる会社より、よい条件の会社がないかを確認する作業」
のことを指します。
転職活動で具体的にすべきことは以下の通りです。
- 転職サイトで希望に合わせて検索
- 転職エージェントに相談
転職が初めての方は、転職エージェントの活用はとくにオススメです。
というのも、転職エージェントは転職のプロであるため、転職活動において心強い味方となってくれるからです。
たとえば、以下のようなことを教えてくれます。
- いまよりも条件のよい求人があるか
- どのような経験・スキルが求められているか
さらに転職エージェントを活用することで、自分のキャリアの棚卸しもできます。
自分の現在地を確認するのも、ビジネスパーソンには欠かせない作業です。
「さっそく転職活動を始めたい!」という方は、以下の記事からオススメの転職エージェントを確認してみてください。
【忖度無しの本音】サラタメおすすめの転職サイト&転職エージェント&口コミサイト転職活動は、
- 簡単
- たいして時間もかからない
- お金がかからない
と、ほぼノーリスクの三拍子がそろっているので、99%の人は深刻に悩まずに始めた方がいいのです。
サラタメさん
【深刻な人向け】それでも転職活動をすべき5つの理由
とはいえ「人生がかかっているから深刻になっちゃうでしょ!」という方もいると思います。
そんなあなたの背中を押すために「それでも転職活動すべき5つの理由 」をお伝えします。
以下の2つのパターンに分けて説明しますね。
- 職場に悩みがある人が転職活動すべき理由2つ
- 職場に悩みのない人でも転職活動すべき理由3つ
1.職場に悩みがある人が転職活動すべき理由2つ
職場で悩みがある人は、絶対に転職活動を始めた方がいいです。
理由は以下の2つです。
- 悩みのすべてをリセットできるから
- ブラック企業の思うつぼにならないようにするため
それぞれについて、以下で詳しく解説します。
理由①:悩みのすべてをリセットできるから
1つ目の理由は「悩みのすべてをリセットできるから」です。
とくに人間関係の悩みは、1番しんどくて耐えられない問題だと思います。
『嫌われる勇気』で有名なアルフレッド・アドラー氏によると、人間の悩みの大半は「人間関係」に集約されるとのこと。
参考:『嫌われる勇気―自己啓発の源流「アドラー」の教え』pp70-73
つまり人間関係が原因で転職したくなるのも、ごく自然なことなのです。
サラタメさん
転職をしてしまえば、人間関係も完全にリセットできます。
人を変えるのはむずかしいので、みずから環境を変えてしまうのです。
思い切って働く環境を変えてしまえば、身の回りの状況は激変するはずです。
理由②:ブラック企業の思うつぼにならないため
2つ目の理由は「ブラック企業の思うつぼにならないようにするため」です。
もしあなたが、
- 上司による理不尽なパワハラにあっている
- 長時間労働が続いている
という状況であれば、勤めている会社はブラック企業と考えてよいです。
本来であれば直属の上司や人事部など、会社側で環境を改善しなくてはなりません。
にもかかわらずその状況を放置しているのは、会社側の怠慢であり甘えです。
しかしあなたが環境を変えずに、いまの職場で働き続けるのであれば、その会社側の怠慢を受け入れていることになります。
サラタメさん
そんなブラック企業の思い通りにさせないためにも、転職をすることでNOを突きつけましょう。
「自分の会社ってブラック企業なのかな?」と疑問に思っている方は以下の記事をご覧ください。
どんなブラック企業にも当てはまる4つの特徴を紹介しています。
【警告】本当のブラック企業の特徴とは?転職のプロが見分け方を伝授2.職場に悩みのない人でも転職活動すべき理由3つ
一方「いまの会社でそれほど悩みはない」という方でも、なぜ転職活動をすべきなのでしょうか?
理由は以下の3つです。
- 転職しないリスクが大きくなっているから
- 大手企業の社員は買い叩かれているから
- 本気で会社を比較しないとわからないから
それぞれ具体的に解説します。
理由①:転職しないリスクが大きくなっているから
1つ目の理由は、転職しないリスクが大きくなっているからです。
その理由は以下2つです。
- 定年退職の年齢が引き上げられる可能性が高いから
- 会社の寿命が短くなっているから
わたしたちの世代は、人生100年時代に突入しています。
そして健康寿命が伸びる一方で、老後の年金が足りないとも言われています。
その結果、これまで65歳が定年でしたが、今後はもっと長く働くことになるでしょう。
その一方で、ビジネスの流れはどんどん加速しており、企業の寿命は短くなっています。
2021年の東京商工リサーチの調査によると、21年に倒産した会社の平均寿命は「23.8年」とのこと。
引用元|倒産企業の平均寿命23.8年 3年ぶりに上昇【2021年】
定年が70歳にまで引き上げられた場合、わたしたちは約45年間働くことになります。
つまり会社が約24年しかもたない計算だと、物理的に1社で働き続けるのは現実的ではないのです。
複数の会社を渡り歩くのが当たり前になるこの時代、一度も転職したことがないのはリスクにつながります。
なぜなら、転職という多くの人が持つビジネス経験を持っていないことになるからです。
このリスクは年齢を重ねるほど大きくなるため、転職を前提にキャリアを考えることも大切です。
理由②:大手企業の社員は買い叩かれているから
2つ目の理由は、大手企業の社員は会社から買い叩かれているからです。
大手企業に入社できるほどのハイスペックなのに、20代の頃の給料は、ほかの中小企業やベンチャー企業と大差ないことも往々にしてあります。
下手したら、実力主義のベンチャー企業の方が大手企業の社員よりも稼いでいる、なんてこともありえます。
せっかく高いポテンシャルを持っているのに、非常にもったいないですよね。
サラタメさん
しかし、ポテンシャルを世間から評価されるのは、残念ながら若いうちだけです。
大企業にいるだけで、たいしたスキルや経験を積まないまま年齢だけを重ねるのがいちばん危険。
大企業で謎のプライドだけをぐんぐん育てた人はもう最悪です。採用企業からすると、トップクラスでほしくない人材だからです。
ですので、若いうちから転職活動をすることで、自分の現在位置を俯瞰(ふかん)しておきましょう。
理由③:本気で会社を比較しないとわからないから
3つ目の理由は、自社と他社を比較してみないと違いがわからないからです。
転職活動にてほかの会社の条件を調べることで、自社の条件がよいのか悪いのか、客観的に把握できるようになります。
さらに転職活動をすることで、いまのスキルでよりよい待遇の会社がみつかる可能性もあります。
サラタメさん
とはいえ、もし希望通りの求人がなかったとしても問題ありません。
たまたまこの時期・この瞬間になかっただけかもしれないからです。
違うタイミングで求人を探してみれば、自分の希望にマッチした求人に出会えることもあります。
このように、転職活動をすることで初めて分かることがたくさんあるのです。
サラタメさん
転職したいけどスキルがない場合はどうすればいい?
「転職活動をした方がいいのはわかったけど、いまのスキルで転職できるのかな?」
このように考えている方も多いと思います。
大丈夫です。もしスキルに自信がない方は、以下の点を参考にしてください。
- 自己分析でPRできる実績を探す
- 転職に役立つスキルを習得する
- 転職エージェントに相談してみる
それぞれ具体的にみていきましょう。
1.自己分析でPRできる実績を探す
1つ目のポイントは、自己分析でPRできる実績を探すことです。
スキルというと、以下のような「手に職をつけたようなもの」をイメージしがちだと思います。
- プログラミングスキル
- 国家資格や民間資格によるスキル
- 英語スキル
こういったスキルは目に見えやすいので、面接のときにアピールしやすいですよね。
しかし、以下のような「目に見えにくいスキル」でも強みとなりやすいです。
- ロジカルに事象を分解し、物事の本質を見抜けられるスキル
- チームを団結させるリーダーシップ
- 職場内の関係を良好に保つコミュニケーションスキル
論理的思考力やコミュニケーション能力などは、どの仕事でも通用する汎用性の高いスキルです。
そのため「手に職がなくて転職できないかも……」と心配な方は、上記のようなスキルを自己分析で探してみましょう。
2.転職に役立つスキルを習得する
とはいえ、「論理的思考力やコミュニケーション能力もない……」と肩を落とされる方もいるかもしれません。
そのような場合は、思い切っていまから転職に役立つスキルを習得しましょう。
実際にやりたい仕事がある場合、具体的にどんなスキルを身に付ける必要があるのか、まずはリサーチしてみることをオススメします。
リサーチ方法としては、知り合いに相談したり、転職エージェントに相談してみたりなどです。
次の項目で転職エージェントについて補足しますね。
3.転職エージェントに相談してみる
転職したいけどスキルがない場合、「転職エージェント」に相談してみることが手っ取り早いです。
そもそも転職エージェントとは、担当者がついて転職のサポートをしてくれるサービスです。
サラタメさん
転職エージェントは自己分析も手伝ってくれるため、自分のキャリアを客観的に見つめることができます。
その上で自分に見合った求人を探してきてくれるので、ひとりで一から探すよりもかなり楽です。
もしはじめて転職活動をするのならば、転職エージェントに登録するのは必須。
オススメの転職エージェントについては、以下の記事で詳しく紹介しているので必ず確認してくださいね。
【忖度無しの本音】サラタメおすすめの転職サイト&転職エージェント&口コミサイト【サラタメ的補足】転職活動のファーストステップとは?
ここまで読み進めて「よし、転職活動をやってみよう!」と思った方もいるでしょう。
そこで最後に、転職活動のファーストステップを簡単にお伝えします。
以下のケースに分けて紹介していきますね。
- SaaS業界・Webマーケ業界・人材紹介業界・M&A業界に転職したい人向け
- 上記以外の業界に転職したい人向け
- 転職活動の全体像がわかっていない人向け
SaaS業界・Webマーケ業界・人材紹介業界・M&A業界に転職したい人向け
まずは以下の業界に転職したい人向けのファーストステップです。
- SaaS業界
- Webマーケ業界
- 人材紹介業界
- M&A業界
これらの業界に転職したい人は、わたしのLINE限定で配信している「内定ノウハウ完全ガイド動画」をご覧ください(無料)。
それぞれの業界に対し、転職に向けた最短ルートを動画で解説しています。ぜひご登録ください。
上記以外の業界に転職したい人向け
上記以外の業界に転職したい人は、転職サイトと転職エージェントを使うことをオススメします。
先ほども触れましたが、両者の違いをザックリいうと以下の通りです。
- 転職エージェント→担当者がつく
- 転職サイト→担当者がつかない
ですので、転職活動のさいに担当者のサポートが必要でしたら、転職エージェントを活用しましょう。
一方、ひとりでマイペースに転職活動をしたい人は、転職サイトを使いましょう。
サラタメさん
以下の記事では、わたしが厳選した転職サイトと転職エージェントを紹介しています。
【忖度無しの本音】サラタメおすすめの転職サイト&転職エージェント&口コミサイト転職活動の全体像がわかっていない人向け
志望業界どころか「そもそも転職活動って何をすればいいのかわからない」という方は、以下の動画をみてください。
動画の「9分26秒〜45分くらい」をみてもらうと、転職活動の全体像がスッキリ理解できると思います。
99%の人が転職活動すべき!自分の現在地を知ることが第一歩
今回の記事では「転職するべきか迷っている」「どうしても一歩目が踏み出せない」という方に向けて、転職活動の重要性を説いてきました。
耳にタコができたかもしれませんが、現状に不満がある方・ない方でも「転職活動はすべき」だとわたしは考えています。
いまの会社に不満がある方にとっては、転職活動を通して以下のメリットがあるからです。
- 現状の悩みをすべてリセットできる
- ブラック企業の思うつぼにならない
一方、不満がない方にとっても、以下の理由から転職活動はすべきだと考えています。
- 転職しないリスクが大きくなっているから
- 大手企業は買い叩かれているから
- 本気で会社を比較しないとわからないから
希望する会社に転職するためにも、まずは自分の現在地を知ることが第一歩。
自己分析をしたり、転職エージェントに相談したりすることで、客観的に自分を見つめ直してみましょう。
なお自己分析の方法は、以下の記事のSTEP3で紹介しています。
【完全ガイド】転職活動の進め方|準備や始め方、自己分析の方法から流れまで徹底解説します| サラタメのホワイト転職本記事を通して、転職活動に対して前向きになっていただければ幸いです。
最後に…
私が実際に使ってみて「これはオススメできる!」と思った転職支援サービス(※すべて無料)をまとめた記事貼っておきます。 【忖度無しの本音】サラタメおすすめの転職サイト&転職エージェント&口コミサイト 最初の「結論」部分だけでも、充分役立つ情報かなと。 (「結論」だけなら“1分”あれば読めちゃいます!)