『転職が僕らを助けてくれる』から学ぶ!年収を4倍に上げる「わらしべ転職」とは

わらしべ転職

サラタメさん

ブラック企業→倍率100倍のホワイト企業に転職を成功させて、ぬくぬくサラリーマンYoutuber(登録者約60万人)してるサラタメが実体験&300名以上(転職経験者・採用担当者など)のガチ取材を元に解説します!

今回は『転職が僕らを助けてくれる』という本について解説します。

著者である山下良輔さんは、転職によって年収250万円から年収1,000万円へと年収4倍を成し遂げた、すごい経歴の持ち主。

さらにTwitterでフォロワーが4万人ほどいらっしゃいます。

サラタメ

「なんやこの人!めっちゃおもしろい!!」と思って、以前一度インタビューをさせていただいたこともあります。

どんなご経歴をお持ちかというと、元々偏差値30台の工業高校を卒業し、自動車のスイッチをつくる会社に入社。

それから複数回の転職を経て、高学歴エリートがひしめくコンサル業界に入り、なんと30歳という若さで年収1,000万円を果たしたそうです。

求職者

何を考えて転職していったのか、もっと詳しく知りたい!

と興味を持ってくださった、そこのあなた!

これからガッツリ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

あわせて山下さんが提唱されている「わらしべ転職」という考え方の3つのポイントもお伝えします。

ではいきましょう!

年収1千万円に到達する方法は「わらしべ転職」

わらしべ転職とは

山下さんは本書で、非エリートである人が年収1,000万円に到達するための方法はただひとつ「わらしべ転職」なんだと述べています。

  • スカウトされる人材になる
  • 社内でMVPをとる
  • どの会社でも役立つスキルを身につける

など限られたエリート向けの転職の常識は、多くの人たちには大して役に立たないんだ、と。

「わらしべ転職」とは超ザックリと言えば、昔話「わらしべ長者」のように、徐々に年収を上げていく転職方法のことです。

サラタメ

「わらしべ長者」は、貧乏なおじいさんが1本の藁をみかんに交換して、そのみかんを高価な着物と交換して、着物を馬と交換して、最後は大金を手にいれる、というお話です!

山下さんが実践された転職方法も、まさに「わらしべ長者」のようなものなのだそう。

山下さんの転職遍歴

  • 1社目:株式会社松田電機工業所にて、海外法人設立の経験を積む
  • 2社目:株式会社SUBARUにて、自動車製造工程の知見を得る
  • 3社目:PwCコンサルティング合同会社にて、コンサル経験を積む
  • 4社目:デロイトトーマツコンサルティング合同会社

こんな感じで山下さんは、一気に高年収のコンサル企業に入り込むのではなく、徐々に徐々に近寄っていくように転職を繰り返しました。

実際年収も

  • 1社目:250万円〜350万円
  • 2社目:500万円
  • 3社目:700万円
  • 4社目:1,000万円

と徐々に上がっていったそうです。

求職者

いやいや、徐々にといえども、そんなトントン拍子でいかないでしょ……

と思われるかもしれません。

確かに海外だったら、絶対に無理だと思います。

日本の転職市場がいびつだからこそ「わらしべ転職」は可能なんです。

日本では新卒の就活のときは学歴を重視されますが、中途採用になると学歴はあまり気にされず、仕事の実績重視に切り替わります。

中途採用は仕事の実績重視

これはアメリカを始めとする、海外だったらなかなかありえないことです。

例えばアメリカの場合、一流のコンサル企業に転職で入る人は実務経験も求められますが、まず大前提として、

  • スタンフォード大学
  • ハーバード大学
  • オックスフォード大学

などの名門大学や大学院卒業という学歴が必要です。

今後どうなるかはわかりませんが、現状日本では転職の場合、実務経験を重視した採用が繰り広げられています。

そのため、日本国内で年収を上げたいのであれば、高年収企業が求める「実務経験」さえコツコツ積み上げればいいんです。

学歴はほぼ関係ありません。

年収を上げるために!「わらしべ転職」の3つのポイント

わらしべ転職のポイント

では具体的にどういう戦略で実務経験を積み上げていけばいいのか、ここからは詳細なポイントを3つ解説していきます。

  • 一発逆転を狙うな
  • 採用がユルいタイミングを狙え
  • 転職エージェントは情報収集のためにフル活用しろ

どれも非常に大事なポイントですので、ひとつひとつしっかりと理解を深めていきましょう。

①一発逆転を狙うな

一発逆転を狙うな

目標の年収を一発の転職で成し遂げようとするのはやめましょう。

なぜならあなたの目指す目標が高ければ高いほど、一発でそこにたどり着くのは難しいからです。

会社は乗り物みたいなものだと捉えてください。

在来線と新幹線を乗り換えながら東京大阪間を移動するように、理想のキャリアにたどり着くために会社も乗り換えていきましょう。

ただうまく乗り換えるためには、乗り換える駅と電車を事前に把握しておかないといけません。

そこで山下さんが推奨するのは、入社したい志望企業に実際に入った人の「前職」を調べることです。

例えば、世界を席巻する「amazon」に入りたいとしたら、実際にamazonに転職した人の「前職」を調べてみます。

まずその前職に入り込むことを目標とするわけです。

サラタメ

ちなみにこの「前職」の情報は、なかなかググって出てくる情報ではありません。「転職エージェントに聞いてしまうのが一番手っ取り早いよ」という具体的な情報も本書には掲載されています。

②採用がユルいタイミングを狙え

採用が緩いタイミングを狙え

続いて2つ目「採用がユルいタイミングを狙え」というポイントです。

求職者

「徐々に徐々にステップアップするために転職しろ」というけど、そう何度も内定なんて取れないよ!難しいよ!

となるかと思いますので、このポイントもお伝えしておきます。

山下さんは「自分のスキルを磨く云々より、採用がユルむタイミングを狙って潜り込む方がはるかに内定の確率は高まる」とおっしゃっています。

ではどんな場合に採用条件がユルくなるのか、具体的に3つお伝えします。

  • 「年中無休」で採用している外資系企業
  • 「売上急拡大」を目指す大企業
  • 「資金調達」後のベンチャー企業

まず1つ目は「年中無休」で採用している外資系企業です。

年中無休で採用している外資系企業

外資系と聞くと、それこそハイパーエリート人材が入る超難関企業だと思ってしまうかもしれません。

しかしそれは、誰もが知るようなGoogleやamazonみたいな企業の話です。

それ以外の無数にある外資系企業は、実は新卒では採用せずに、中途採用しかしてないケースが多いんです。

つまり転職希望者に飢えている企業ばかり。

しかも良くも悪くも厳しい会社が多いので、人材の入れ替わりが早く、ずっと年中無休で募集を続けています。

さすがに定年まで働くとなると過酷な環境かもしれませんが、「わらしべ転職」のステップの一つとするなら、外資系企業は使い勝手がいいんです。

続いて2つ目は「売上急拡大」を目指す企業です。

売上急拡大を目指す大企業

これは外資系だけでなく、日系大手企業でもたまにあるパターンです。

それこそ著者の山下さんは、SUBARUが2012年から2017年にかけて、工場も売上も倍増させるために「とにかく人手がほしい」というタイミングで、転職されています。

そんな売上急拡大のタイミングを狙うんです。

ポイントは、「利益ではなく売上を見る」こと。

というのも、利益が急拡大している企業は、どちらかというと経営の効率化を進めていて、大量採用というより人材を厳選する方向に舵を切ってる可能性が高いからです。

多少人件費がかさんで利益率が悪化しても、「今は売上を拡大させたいんだ」という企業の方が潜り込みやすいんです。

最後3つ目は「資金調達」を済ませたベンチャー企業です。

資金調達を済ませたベンチャー企業

資金調達をした企業のお金の使い道は、だいたい設備か人です。

特にIT系の企業であれば、大規模な工場をつくるわけでもないので、設備に投資するお金なんてたかが知れています。

人材採用にお金を使うフラグがビンビンなわけです。

ですのでIT系のベンチャー企業が資金調達を済ませたら、だいたいその後、採用を拡大させることになります。

そこに潜り込んじゃいましょう。

大きい金額の資金調達を済ませたら、そのベンチャー企業はほぼ間違いなくプレスリリースを出します。

プレスリリースは、「スタートアップ 資金調達」みたいなキーワードでWeb検索をすれば、一発で出てきます。

その情報を参考に、企業選びをしてみてください。

これら3つのパターンですが、ここらへんの企業が今躍起になっているのが「DX」です。

採用が緩むタイミング3パターン

なので

  • プログラミング
  • Webマーケティング
  • Webデザイン

などのIT関連のスキルを身につけることが、非常に重要です。

IT関連スキルがあれば、採用がユルむタイミングを的確に狙い撃ちできるかと思います。

③転職エージェントは情報収集のためにフル活用しろ

転職エージェントとの付き合い方

最後に3つ目は「転職エージェントは情報収集のためにフル活用しろ」です。

我々普通のサラリーマンでは持ちえない情報を転職エージェントは持っています。

そのクローズドな情報を得るために、転職エージェントを活用しましょう。

逆にダメなのが、まるで身内かのように

求職者

ボク、内定とれますかね……

なんて人生相談を始めちゃうパターン。

特に年収を大きくアップさせたい人は、絶対にやっちゃいけないことです。

転職エージェントは私たち転職希望者を募集してる企業に入社させることで、手数料を企業側からもらうビジネスモデルです。

だからこそ、あなたに入社してほしいんです。

手間をかけず、すぐに内定をとってもらうほど、ビジネス的にありがたいわけです。

そのため良くも悪くも、転職エージェントは我々に内定の確率が極めて高い会社をオススメしてきて、無茶な冒険はさせません。

つまり、一見不可能とも思えるような大きな年収アップの転職はオススメしてこないんです。

人生相談なんかをしていると、今すぐ入れそうな会社にうまいこと入れられてしまいます。

ですので、

求職者

年収はいくらで、こういう職種で転職したいです!そのために必要な情報を、教えてください。

しっかり条件を提示し依頼しましょう。

これが年収をブチ上げる人の、転職エージェント活用法です。

具体的には、以下のような情報を引き出しましょう。

  • 採用状況は、拡大傾向にあるか、縮小傾向にあるか?
  • そこに転職を成功させた人は、どんなスキルと実績を持っていたか?
  • 応募書類で見られるポイントや、面接の内容はどのようなものだったか?

こういう情報は、我々のような普通の転職希望者で得られるものではありません。

こういう情報を引き出してこそ、転職エージェントを使う意味があるんです。

「わらしべ転職」には目的が欠かせない

目的なきジョブホッパーはNG

「わらしべ転職」をしていくにあたって、ひとつ注意点をお伝えすると「目的なきジョブホッパーはNG」ということです。

求職者

とにかくガンガン転職回数を重ねて、経験さえ積めばOK!

と思っていると、ヤバいです。

あなたのキャリアがぶっ壊れます。

しっかり最終目的地を決めた上での転職だからこそ、実務経験が資産として積み上がっていくわけです。

求職者

最終的に、この業界のこの会社に入りたい。でもこの経験が足りてないから、まずはこっちの会社に潜り込んで、こういう経験を積もう。経験が詰めたらこっちだ。

みたいな目的があってこその「わらしべ転職」です。

【サラタメ的まとめ】複数回の転職を経て年収を上げよう!

「わらしべ転職」をする上での最終目的地の描き方、そして、そこにたどり着くための戦略的思考と手順が本書には詳しく書かれています。

求職者

複数回の転職を駆使して年収を上げたい!

という方に、非常にオススメです。

ぜひ手に取ってみてください。

あなたがくれぐれも目的なきジョブホッピングを繰り返すことがないように、そして、「わらしべ転職」で、あなたが望むお宝を手に入れられるようにと願っております。




最後に…

私が実際に使ってみて「これはオススメできる!」と思った転職支援サービスをまとめた記事貼っておきます。 【転職エージェント選びはこれで完璧】サラタメ厳選のおすすめ転職エージェント&転職サイト・口コミサイト6つ ↓結論これです。※すべて無料
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ではまたお会いしましょう~