『Work in Tech!』書評|転職先にユニコーン企業を激推しする理由

Work in Tech

サラタメさん

ブラック企業→倍率100倍のホワイト企業に転職を成功させて、転職特化Youtuber(登録者約10万人)してるサラタメが実体験&300名以上(転職経験者・採用担当者など)のガチ取材を元に解説します!

今回は、森山大朗さん(以下:たいろーさん)が書かれた『Work in Tech!ユニコーン企業への招待』という本について解説します。

本書は「転職するなら急成長するテック企業、つまりユニコーン企業しかないでしょ!」と結論付けた上で、その理由や具体的にどうすれば転職を実現することができるのか、などの内容が詰め込まれた一冊です。

20代から30代前半くらいまでの方で「自分の市場価値をこれからブチ上げていきたい!」と思ってる方にオススメ。

というのも本書を書かれたたいろーさんは、20代後半くらいからとんでもない急成長キャリアを歩まれた方だから。

たいろーさんのキャリア

どんなご経歴かと言いますと、

  • 新卒で入社した大手企業を2年で退職
  • 転職活動が上手くいかず、飲食店でバイト、月収は14万円
  • ビズリーチへ入社
  • メルカリへ転職
  • 現在は、スマートニュースにてテクニカルプロダクトマネージャーを務める

このような感じ。

今は別の会社からは「年収2、3千万払うから来てほしい」とバンバン声がかかるような、市場価値高すぎマンになられています。

飲食店のバイトをやっていた人が、スマートニュースの重要ポジションに就いて、年収3千万クラスのオファーを受けています。

なぜそんなとんでもないキャリアを歩めたのか、その理由をたいろーさんは、「急成長企業で働いてたから」なんだと語ります。

読者

え、それだけなの?どういうこと!?気になる!

と思ったあなたのために、今回の記事で詳しくお伝えします。

ではいきましょう!

転職先にユニコーン企業をおすすめするたった1つの理由

転職先にユニコーン企業をおすすめするたった1つの理由

転職先にユニコーン企業をおすすめする理由は、個人の努力なんてものはちっぽけで、企業や業界の力という巨大な流れにのっかった方が、圧倒的に成長できるからです。

大前提として、世界の流れはテクノロジーの力に左右されます。

具体的には、我々人間が「めんどくさい」と思うあらゆる作業を、テクノロジーの力で次々に自動化していくという方向に世界は進んでいます。

例えば

  • 計算⇒Excel
  • 議事録⇒自動文字起こしツール
  • 家計簿⇒会計ソフト

などです。

我々がめんどくさいと思うことがゼロにならない限り、それを解決するためにどんどん新しいテクノロジーが生まれます。

そして、そのテクノロジーを駆使した企業が急成長するんです。

またその圧倒的に強い流れにのって急成長するのは、企業だけではありません。

そこに所属する個人も一緒。

急成長する企業は、のぼりのエレベーターのごとく、私たち個人の市場価値まで上に引き上げてくれます。

一方で

  • 地方銀行
  • 百貨店
  • 居酒屋

などの沈みゆく業界で働いていると、自分の頑張りほど市場価値が上がっていきません。

まるで下りのエレベーターの中で、一生懸命ジャンプをしてるような感じになってしまいます。

そんな状況は悲しすぎて、相当強いメンタルの持ち主でない限り、頑張る気力すら失せてしまうはずです。

そのためどうにかして急成長テック企業に、つまりは上りのエレベーターに潜り込みましょう。

さらに急成長企業は、成長に欠かせない大抜擢というイベントもバンバン起こります。

急成長企業は、成長に欠かせないイベントも起こりやすい
急成長企業はだいたい、事業のスケールの割りに人が少なく、人材不足に悩んでいるんです。

求職者

それって、しんどい労働環境につながるんじゃない?

と思う人もいるかもしれませんが、本書でたいろーさんは「凡人の自分が成長を遂げるには、良い環境だった」と語っています。

当時ビズリーチは人材が足りていませんでした。

それもあってたいろーさんは「求人検索エンジンの責任者」を任せてもらえたんです。

これは、超大抜擢。

なぜならたいろーさんは、文系の大学出身で、新卒で入った会社でも普通の営業マンだったからです。

プログラミングスクールとかにも通ったことがなく、ただ「自分でウェブサービス的なものをつくったことがある」程度の知見でした。

そのくらいの知見だったのに人が足りなさ過ぎて、「検索エンジンの責任者」を任せてもらうという普通の会社ではありえない大抜擢を受けます。

これぞ、急成長企業って感じですよね。

それでたいろーさんは、足りない知識を補いながら、どうにかやり遂げてすごい経歴を手に入れます。

経歴を手に入れる

そして、その経歴を引っ提げて、次はメルカリに転職。

当時メルカリに一人しかいなかった「検索アルゴリズム改善の担当者」になりました。

さらに転職した先のメルカリでも、まだ人員不足状態だったため大抜擢が続きます。

たいろーさんは、TOIEC400点台。

全く英語を話せなかったのに、海外出張に駆り出されたり、外国人のエンジニアとやり取りしないと仕事にならない環境に追い込まれたりして、今となっては英語を使って難なく仕事を回せるようになりました。

ここまでをまとめると、飲食店のバイトだった青年が

  • 検索エンジンへの知見
  • 英語力
  • スピード感のある仕事力

などの多くの武器を身につけて、市場価値高すぎマンになりました。

そしてそれを決定づけた要因は間違いなく、「テクノロジーを駆使して急成長する企業」に飛び込んだことだったんです。

ユニコーン企業を見抜く3つのチェックポイント

ユニコーン企業を見抜く3つのチェックポイント

では、急成長企業をどう見抜けばいいのでしょうか。

これも非常に大事です。

「急成長企業に入れ」というのは「とにかく、どこかのベンチャー企業に入れ」という意味では、決してありません。

たいろーさんも優良ベンチャー企業に入ったからこそ圧倒的成長を遂げられたわけで、倒産寸前のベンチャーに入ったら同じような結果にはならなかったでしょう。

狙うべき企業は、「今はベンチャーだけど、テクノロジーを駆使して将来は大手企業になりそうな企業」です。

求職者

いや、そんな良さげな企業を見抜ければ苦労しないよ!

という方のために、「ココをチェックしておけばOK!」という3つのポイントをザザっとお伝えします。

今後伸びる業界にいるか?

1つ目は「今後伸びる業界にいるか?」ということ。

今後お金が集まっていくキーワードというのは、少し調べれば出てきます。

例えば

  • Eコマース
  • SaaS
  • 脱炭素
  • DX
  • キャッシュレス
  • オンライン医療
  • eスポーツ

などです。

こういう最先端のキーワードに絡む商売をしている業界に入り込みましょう。

その業界の中でも伸びてる企業か?

2つ目は「その業界の中でも伸びてる企業か?」ということ。

伸びてる業界に目をつけても、その業界の中で全然うまくいってない企業に入ってしまったら、本末転倒です。

企業選びを間違えないために、まず「業界としての売上規模の伸び率」を確認しましょう。

そして狙ってる企業が「その業界全体の伸び率以上に企業単体として伸びてるか」を確認するんです。

もし

求職者

業界全体の推移と企業単体の推移を比較するのが、めんどくさい!

という方がいれば、最低限企業単体だけのチェックでもOKです。

企業単体だけで見る場合には、「過去5年間にわたって売上が前年より20%ずつ伸びてるか」をチェックしましょう。

それが急成長企業かどうかの足切りラインです。

このレベルに到達してない企業は、商品やサービスがお客さんに受け入れられているか判断が難しい、まだ危うい企業と言えます。

海外での成功事例があるか?

3つ目は「海外での成功事例があるか?」ということ。

悲しい話、今や日本はテクノロジー後進国です。

アメリカはもちろん、中国よりも全然動きが遅いんです。

ただそれは、企業選びには役立ちます。

自分が狙う企業が行っているビジネスと似たようなものがアメリカや中国で展開されてないか、チェックしましょう。

仮に展開されてたとしたら、「現在どういう道をたどっているかを確認」すれば、あなたが狙ってる企業の未来をカンニングすることができます。

ユニコーン企業に転職するためのコツ

ユニコーン企業に転職するためのコツ

求職者

ユニコーン企業の見抜き方はわかったけど、転職できなきゃ意味がないよ!

という方のために「どうすれば転職することができるのか?」ということも解説します。

本書では結論、「コの字型キャリア戦略」で攻めましょうと語られています。

コの字型キャリア戦略とはつまり、「職種は固定したまま、変化の速い業界に移ろう」ということです。

具体的に言うと、例えば

求職者

急成長でもなんでもない、普通の業界の普通の会社で、人事部の採用担当をしています。

という人がいたとしたら、その採用担当の仕事は変えずに、業界だけを変えて急成長の業界に移るということ。

代表的な業界で言えば、やはりIT・Web系の業界。

特にSaaS関連の企業ですね。

そのような変化の速いIT・Web系の業界に転職するのがおすすめです。

急成長業界の企業に入り込むと、組織の中の変化も速いですから、ほぼ確実にいろんな仕事を頼まれることになります。

上司

採用担当だから、ここからここまでの業務をして!

というわけではありません。

  • 営業
  • 広報
  • 総務

などの業務も任されて、ぶっちゃけ大変な思いもするでしょう。

ただそれが次なる転職で、めちゃくちゃ使える名刺になるんです。

元々「ただの採用担当」だった人が、良くも悪くも、いろんな仕事をやらされることで

求職者

データアナリストみたいな仕事もしたし、カスタマーサクセスみたいな仕事もしたし……

と「やたらWeb系の仕事に強い採用担当」のような、レア人材になれます。

そうなったら、もうこっちのもんです。

その魅力的な経歴を引っさげて、さらに変化の速い業界に転職したり、もはや採用担当ではない、エンジニア系の職種に転職したりしてもいいでしょう。

求職者

いや、俺はもうゆったりしたいんだよ。

ということであれば、あえて変化の遅い、IT系の知識に疎い大手企業の人事部に入り

求職者

私が急成長企業で得た知見で、この会社の人事部のDX化を進めます。

と緩やかに仕事をしてもいいでしょう。

これがまさに、コの字型のキャリアです。

第二新卒は若さと熱意をアピールしよう

もしまだ社会人1、2年目にもかかわらず、急成長企業に興味がある

求職者

今の会社では、圧倒的な成長ができないから転職したい!

と思ってるめちゃくちゃアグレッシブな方は、「コの字型で職種を固定する」とか考えなくていいと思います。

第二新卒は若さと熱意をアピールしよう

1、2年程度やった職種なんて、経歴と呼べるか微妙ですからね。

もう若さと熱意を、新卒の就活と同じ感じで、ストレートにアピールした方が近道だと思います。

なぜなら、急成長企業は常に人員不足だからです。

求職者

経験は全然足りないけど、めちゃくちゃコミットします!何でもやります!

と若さと熱意をゴリ押しすれば、抜擢採用してもらえる可能性は充分にあります。

【サラタメ的まとめ】「コの字型キャリア」を意識しよう!

本書は特に20、30代の若手ビジネスマンの方にとって、大事なことがギッシリ書かれている本です。

社会人5、6年目で

求職者

なんとなく、仕事は板についてきたんだけど、自分の成長を感じない。

とか

求職者

上司のようにはなりたくないな。

と感じてる方は本書で語られる「コの字型キャリア」を意識して、急成長企業に飛び込んでみてください。

成長を求めて、やたら高いプログラミングスクールやマーケティング講座などに通い出す人いますが、個人的には圧倒的成長とまではいかないように思います。

サラタメ

結局、スクールや講座をやるような商売が出来上がっちゃってる時点で、そんなに新しい分野ではないからです。マルっと人生を変えたいなら、職種を固定したまま、変化の速い業界に思い切って転職しちゃうのが、個人的にはオススメです。

ぜひ成長意欲が高い方、現状に全く満足してない方は急成長企業の門を叩いて、年収3千万でオファーが来るような人材、第二のたいろーさんを目指していただければと思います。




最後に…

私が実際に使ってみて「これはオススメできる!」と思った転職支援サービス(※すべて無料)をまとめた記事貼っておきます。 【忖度無しの本音】サラタメおすすめの転職サイト&転職エージェント&口コミサイト 最初の「結論」部分だけでも、充分役立つ情報かなと。 (「結論」だけなら“1分”あれば読めちゃいます!)