【2022年版】サラタメ厳選の転職におすすめな業界TOP3

【2022年版】サラタメ厳選の転職におすすめな業界TOP3

サラタメさん

ブラック企業→倍率100倍のホワイト企業に転職を成功させて、転職特化Youtuber(登録者約10万人)してるサラタメが実体験&300名以上(転職経験者・採用担当者など)のガチ取材を元に解説します!

今回は、2022年に転職するならぜひおすすめしたい、激アツ業界TOP3をお伝えします。

「2022年は絶好調間違いなし!」と言えるだけでなく、今後10年の見通しもかなり明るい業界です。

実際に、リクナビNEXTで検索してみまして、

  • 正社員
  • 年収500万円以上
  • 退職金あり

といった、求人が出ている業界をピックアップしました。

「これから転職活動してみようかな」という方は、ぜひ、業界選びの参考にしていただければと思います。

本記事の内容はYouTubeでも解説していますので、こちらも参考にしてみてください!

転職におすすめの業界3選

転職におすすめの業界3選

転職におすすめの業界TOP3は以下の通りです。

  • 【第3位】工作機械業界
  • 【第2位】人材サービス業界(人材紹介業界)
  • 【第1位】クラウドに関わる業界

第3位から順番に、詳しく解説していきます。

【第3位】工作機械業界

工作機械業界

第3位は工作機械業界」です。

あまり耳慣れない業界かと思いますが、そもそも工作機械とは「部品をつくるための機械」のことです。

スマホや自動車などには、たくさんの部品が使われていますよね。

その部品をつくるための機械が工作機械です。

大手で言えば、

  • DMG森精機
  • オークマ
  • ブラザー工業
  • 牧野フライス製作所

などが挙げられます。

求職者

いや、全然知らない。どこの会社も、名前を聞いたことすらない……

と思われるかもしれません。

それもそのはずで、これらの企業は売上高が1千億円を超えますが、いわゆるBtoB企業です。

我々個人ではなく、企業向けに商売をしている企業なので、一般の人には知られにくいんです。

でもだからこそ、転職では倍率がそこまで高まらず、狙い目

しかも、採用が拡大する見込みがあるため、2022年は非常にチャンスです。

2022年は工作機械業界が狙い目

工作機械業界は2020年までやや停滞していました。

コロナの影響を受け、得意先である中国の工場が稼働していなかったのが大きな理由です。

しかし2021年から急速に復活してきたので、今後は多くの人材が必要となり、積極採用を始めることが予想されます。

さらに中国はこれから、電気自動車や5Gに対応したスマホを大量に作ろうとしているわけで、工作機械は欠かせない存在です。

中国の今後を考えると2022年以降は各社大きく売り上げを伸ばすでしょう。

それに伴って、採用も拡大するということです。

一方で懸念点を挙げるとすれば、そこまで待遇が良くありません。

工作機械業界の懸念点

企業にもよりますが、業界全体として、高年収でワークライフバランスもバッチリってわけではないんですよね。

先ほど挙げたような、大手メーカーでも平均年収は500万円~600万円ほどです。

悪くもないですけど、特別良くもない印象。

中にはブラック体質な会社もあるので、企業選びの際は、「会社名 過労」とか「会社名 不祥事」みたいなワードを組み合わせて検索するなど、下調べは必ずしましょう。

また他の懸念点を挙げるとすれば、以下の2つですかね

  • 中国との関係性に影響を受ける
  • 地味である

現状、日本の工作機械メーカーは、中国企業への売上比率が25%以上と非常に高くなっています。

これは今後、より高まっていくことが予想されています。

例えば、日本が仲良くしているアメリカが中国とバチバチに戦い出したりした場合、業界全体として、あおりを受ける可能性が高いです。

サラタメ

あとはどちらかと言うと地味な業界なので、流行りモノ大好きな、ミーハーな人にとっては微妙かもです。

そういう懸念点はあるんですが、キャリアアップのひとつのステップとしてオススメです。

例えば工作機械業界で営業マンになったら、BtoBの業界ですから、以下のようなスキルが身につきます。

  • 法人営業スキル
  • ものづくりに関する知識

技術者として入社したとしても、日本の工作機械は世界でもトップレベルですから、その知見は間違いなく今後役に立つでしょう。

要は食いっぱぐれない。

次の転職を見据えても、悪い判断ではないということです。

【第2位】人材サービス業界(人材紹介業界)

人材サービス業界(人材紹介業界)

第2位は「人材サービス業界」です。

もう少し絞ると「人材紹介業界」ですね。

例えば、

  • リクルートエージェント
  • ビズリーチ

などの企業が挙げられます。

要は転職市場でビジネスをしている業界は、非常にオススメです。

この業界もコロナの影響を受けて、2020年まではやや業績が落ち込んでいました。

しかし2021年に復活して、今年2022年は、売上がかなり拡大していきそうな見込みです。

その拡大のときに、絶対人が必要になりますので、そこに潜り込みましょうということです。

コロナの影響を受け、各企業は

採用担当者

ITスキルとか、Webとかに精通した、若手人材を採用しとかないと!

という考えになっています。

そのため転職市場は、ほぼ確実に盛り上がります。

しかも、今後10年スパンで見渡しても、転職市場は盛り上がるでしょう。

そこでビジネスをしている「人材紹介業界」は、同じく盛り上がるはずです。

また今後はより「転職」が一般的になるのが確実です。

リモートワークという選択肢が増えたことによって、

  • 年収
  • 知名度
  • 安定感

だけではない「場所や時間に縛られずに、働くために転職したい」という、新たな転職ニーズも生まれました。

これも追い風です。

求職者

いや、でも、サラタメさん。今後日本は、少子高齢化で、人材が減るんだから、長期的には転職市場も、衰退しちゃうんじゃない?

と思われるかもしれません。

しかしそれは実は逆です。

人材紹介や採用支援の会社は、各企業が人材不足に悩んで、人材を奪い合うほど、儲かる仕組みになっているんです。

人材紹介や採用支援の会社が儲かる仕組み

各企業が人材紹介の会社に支払う、一人当たりの単価が高くなるからです。

人材紹介会社からすれば、紹介の件数は減って、仕事の数は減るのに売上は高まるという、おいしい方向に向かっていきます。

さらに最近の人材紹介会社では、AIの活用も進んでいます。

AIの活用も進んでいる

人材紹介の仕事って、要は、企業とビジネスパーソンをうまいことマッチングさせる商売ですから、AIと相性抜群!

サラタメ

実際、リクルートエージェントから送られてくる最近のメールを見てもわかりますが、現時点でもかなり精度高くマッチングできるAIが駆使されているように思います。

つまり、人材紹介系の会社は効率化されていく、仕事がラクになっていくということです。

今まで、人材紹介の会社はどうしても、

  • 転職希望者と面談
  • 企業側の人事担当者と調整
  • 応募書類や採用面接のアドバイス

など、マンパワーに頼るところが多かったんですが、ここが改善されていくはずです。

けっこうしんどい業界というイメージを持たれている人もいるかもしれませんが、徐々にホワイト化が進んでいきます。

ただ懸念点として挙げられるのは、現時点ではまだホワイトというわけではないということ。

人材紹介会社の懸念点

年収に関しても、エンワールドを運営している大手の「エン・ジャパン」で平均460万円ほどですからね。

そもそも平均年齢が30歳と、かなり若いので仕方ないですが、待遇が特別良いわけではありません。

とはいえ、人材紹介業界はこれからずーっと盛り上がり続けていくはず。

そんな激アツ業界で知見を貯めておくだけでも、潜り込む価値はあります。

長期のキャリアプランを描く上で、なかなか良い選択肢だと思います。

【第1位】クラウドに関わる業界

クラウドに関わる業界

第1位は「クラウドに関わる業界」です。

多くの業界がコロナでダメージを受ける中、「クラウドサービス」を駆使する業界や企業は、逆に収益を大きく伸ばしました。

もう少し、ピンポイントで言うとすれば、

  • SaaS(サース)業界
  • ゲーム業界

の2つですね。

この2つは、もう手をつけられないくらい絶好調です。

SaaS業界

まず「SaaS業界」についてです。

そもそもSaaSとは、今まで「ソフトを買って、パソコンにインストールして」とやっていたサービスを、Web上で全部やっちゃうよ、みたいなサービスのことです。

例えば、

  • freee
  • マネーフォーワード
  • sansan
  • セールスフォース

などですかね。

freeeやマネーフォーワードのような、会計ソフトは、「家電屋さんでソフトを買ってきて、それを自宅のパソコンにインストールして、、」と使っていたのを、クラウドに置き換えました。

クラウド会計サービスはマイページみたいなところにログインしたら、すぐさま使えます。

しかもWeb上でつながっているので、逐一アップデートしてくれます。

最新版が出るたびに買い替える必要がありません。

そんなクラウドサービスを個人というより、企業に提供する会社が業績好調です。

それに、まだまだこんなもんじゃないと思います。

2022年営業マンやエンジニア、バックオフィスなど、どんな職種でもいいので、入れるもんなら入りたい業界でございます。

ゲーム業界

そして、もうひとつクラウド関連で勢いあるのが「ゲーム業界」ですね。

もうゲームに関しても、

サラタメ

ソフトを買ってきて、64に差し込んで……

みたいな時代は、終わりを告げています。

スマホやタブレットを始めとした、どんな端末でもOKという形に変わりました。

つまり「ゲーム端末は、誰もが持っている」と言えると思います。

その結果、ゲーム人口がめっちゃ増えたんです。

さらに、コロナの巣ごもり需要もあり、各社、爆発的に収益を伸ばしています。

代表的だったのが、

  • 任天堂「どうぶつの森」
  • サイゲームス「ウマ娘」

ですかね。

サラタメ

サイゲームスの親会社であるサイバーエージェントは、ウマ娘効果で年間の利益が、前年比較で3倍になっていました。驚異的です!

そしてその爆増した収益で、また新たな投資を始めるでしょう。

今話題の

  • 仮想通貨
  • メタバース
  • AR・VR

など、全部のトレンドに乗れるというとんでもない業界です。

今後も新しいトレンドに積極投資を確実に進めていくわけですが、その分野は、そこまで大きな工場とか設備が必要になるわけではありません。

そうなると間違いなく、「人材」に投資をするはずです。

そこをぜひ狙っていきましょうということです。

ただし今お伝えした「SaaS業界」や「ゲーム業界」は、簡単には入社できません

クラウドに関わる業界の懸念点

「SaaS業界」や「ゲーム業界」でポジションを確立できている企業は、どこもめちゃくちゃイケてる企業で、倍率が高いんですよ。

特にゲーム業界なんて、BtoCビジネスなので、知名度があって倍率高そうですよね。

しかも、求人募集をのぞいてみても、募集はあるっちゃあるんですが、

サラタメ

ゲーム・プランナーとか、デザイナーとか、プロジェクトマネージャーとか、どうやったらなれるの?

みたいな職種ばっかりなんですよね。

なので、狙うとしたら、

  • 広報
  • 経理
  • 総務

などのバックオフィス業務になってしまいますね。

それか「SaaS業界」の法人営業。

最近では、かっこよく「カスタマーサクセス」なんて呼ばれることも増えましたが、この職種だったら、未経験で特別なスキルがない人でも狙えると思います。

狭き門ですが、応募するのにお金がかかるわけでもないので、ぜひチャレンジしてみてほしいです。

チャレンジする価値は、大いにあると思います。

転職時の業界の選び方

転職時の業界の選び方は、以下のポイントを意識してみてください。

  • 成熟市場の業界を選ぶ
  • 成長市場の業界を選ぶ
  • 自分の市場価値を高められる業界を選ぶ

今回ご紹介した3つの業界は、上記のどれかには必ず当てはまっています

あとは、コロナの影響を受け業績がどうなっているかも加味して考える必要があります。

一時的に業績が悪くなってしまった業界でも、徐々に回復してきているのあれば、2022年は非常に狙い目です。

3つのポイントについては、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

転職の思考法表紙【サラタメの書評】伸びる業界の特徴はコレだ!『転職の思考法』から学ぶ仕事の本質|サラタメのホワイト転職

【サラタメ的まとめ】2022年は転職したい人にとってチャンス!

採用担当者

コロナの影響を受けたから、採用を一時期減らしてしまったけど、これから順調に売上が回復する見込みだから、2022年は、例年以上に採用しちゃうぞ!

こういう業界を狙いましょうということです。

普通なら入れないけど、2022年だから入れる的な、ボーナス企業が現れる1年になるので、非常にチャンスだと思います。

転職に興味のある方は、ぜひそんなボーナスを信じて、積極的にチャレンジしてみてください。




最後に…

私が実際に使ってみて「これはオススメできる!」と思った転職支援サービス(※すべて無料)をまとめた記事貼っておきます。 【忖度無しの本音】サラタメおすすめの転職サイト&転職エージェント&口コミサイト 最初の「結論」部分だけでも、充分役立つ情報かなと。 (「結論」だけなら“1分”あれば読めちゃいます!)