サラタメさん
- 1人模擬面接で練習
- 思考を「伝えたい」に切り替える
- 「緊張しています」と正直に伝える
そんな方はぜひ読んでってください。
確かに、面接って緊張しますよね。
私も転職活動を始めたてのころは緊張してしまい、思ってもない余計なことを口走ってしまうなど、苦い思い出があります…
せっかく面接のノウハウを理解できていたとしても、面接本番で緊張して100%の実力が出せないと意味がありません。
そこでこの記事では、面接で緊張してしまう理由と、3つの対策について解説します!
目次
面接で緊張する理由は「慣れないことをしているから」
なぜ面接で緊張してしまうか?
これは一言で言ってしまうと
「慣れないことをしているから」です。
「普段と違うことをしている」という認識が緊張につながり、結果的に思った通りに話せなくなってしまうんです。
極端な例を挙げると、毎日の歯磨きとか、一緒に住んでいるお母さんと会話したりするときとかに緊張なんてしないですよね。
面接官
(そういえば、自己PRを話すなんて就活以来だな…むむ、なんか緊張してきた……)
このように、慣れないことをしているからこそ、緊張は生まれてしまうんです。
新卒の就職活動は、シーズンに突入してしまえば、面接が週に3-4回とかあったりして、自然と場慣れ感が出てきます。
ところが転職活動となると、仕事の傍ら面接を受けに行く方が大半で、場慣れのために数をこなすなんてことはなかなかできません。
そのため、「新卒の就活ではうまくこなせていたから大丈夫!」とか自信満々の人でさえ、本番で予想外に緊張してしまったりするんです。
緊張する大きな理由は「慣れないことをしているから」だということは、よく理解しておいてください。
サラタメ
慣れないことをやるとき、人は誰でも緊張してしまうものです。
【サラタメ流のコツ】
面接で緊張しない方法を3つ紹介
面接で緊張しない方法を3つご紹介します。
- 声を出して1人模擬面接を行う
- 「良く思われたい」から「伝えたい」に切り替える
- 「緊張しています」と正直に伝える
【面接で緊張しない方法1】
1人模擬面接を行う
まずは、1人模擬面接を行ってみてください。
1人模擬面接は言葉の通り、
面接本番の前に1人で模擬面接を行うことです。
この際に、必要な要素は大きく分けて3つあります。
- 本番と同じくらいの声量で行う
- 鏡の前でやる
- 面接のお決まりの順番に沿って進める
まず、模擬面接は必ず声を出して行いましょう。
よくエントリーシートなどを眺めながら、ボソボソつぶやくように練習している方がいますが、そんなんじゃダメです。
できる限り本番の状況に近づけて練習するからこそ、場慣れ感が生まれるんです。
なので、家で練習するときから、2メートル先の面接官に向けて話すくらいのボリュームを意識しましょう。
面接官はだいたい2メートルくらい離れてることが多いです。
(面接官の前に採点資料を置くデスクがあり、その資料を応募者に見られないため)
この距離感が、地味に鬼門です。
いつもの職場とかで話すのとは、微妙に違う距離感のため、いざ喋りだすと「あれ、声のボリュームってこんな感じで合ってる…?」とか不安が襲ってきます。
なので、しっかり2メートルくらいの距離感を想定して声出し練習してください。
次に、鏡の前で練習するのも重要です。
面接の時に緊張すると、自分の顔が引きつっているように感じた経験ってありませんか?
これって「面接緊張あるある」だと思いますが、みなさんに一つお伝えしておきます。
実は相手から見ると、そこまで引きつってないです!笑
ただし自分が「顔が引きつっているかも」と思うと、それをキッカケに緊張感がどんどん高まってしまいます。
「自分ってどんな顔をして話しているのか?」
これを客観的に確認するためにも、鏡の前で練習することが大切です。
自分が話す時にどんな表情してるか把握しておくだけで、当日の緊張感はかなり和らぎます。
緊張のキッカケは「今、自分どんな顔してるだろ…」から始まってしまうので。
自宅の鏡の前で練習してみて「表情が硬いな」と思ったら、意識的に笑顔を作る練習もやってみましょう。
(口角を上げるだけで笑顔をつくろうと思うと不自然になるので、目元で笑うことを意識するのオススメです!)
最後に、面接の「お決まりの順番」を意識して、1人模擬面接を進めてください。
面接時に「次になにを聞かれるんだろう」とドキドキすること無く、あなたらしく冷静に受け答えができるようになります。
「面接官がどんな順番で質問するかなんてわからない」と思うかもしれませんが、
実は面接の8~9割は同じ流れで進んでいるんです。
- 自己紹介
- 職務経歴
- 志望理由・転職理由
- なにか質問ありますか?という逆質問
サラタメ
- 本番と同じくらいの声量
- 鏡の前で練習
- お決まりの順番に備える
という3つを意識して練習しよう!
【面接で緊張しない方法2】
「良く思われたい」から「伝えたい」に切り替える
面接では「良く思われたい」と考えるのではなく「伝えたい」というマインドに切り替えましょう。
というのも、「良く思われたい」という思考は、リラックスしたいつもの自分らしいコミュニケーションと真逆の考え方だからです。
たとえば、あなたが一番リラックスして、自分の意見を自分らしい口調やテンポで話せる相手を思い浮かべてみてください。
その人と話すときに「良く思われたい」と考えるでしょうか?
それよりも「あのとっておきの面白い話を伝えたい」という気持ちのほうが強いですよね。
面接でも同じく「カミカミでも、テンポが悪くてもいい。とにかく自分の頭の中のものを、そのまま相手に伝えるぞ」という気持ちを持つようにしてみてください。
これは転職の面接に限らず、営業や恋愛など、コミュニケーション全般に言えることです。
コミュニケーションの本質は、相手に自分の頭の中や、心情を伝えることなんです。
なのに、その伝えることをおろそかにして、
「良く思われたい」「嫌われたくない」という本質からズレたことを考えていると、言葉が力が弱まる一方です。
異様に堅苦しい敬語なんて、その典型例です。
敬語なんて、最低限のラインを守ればそれでOKです。
敬語を間違えたからって祈られたりしません。
また、敬語がパーフェクトだから内定がとれるわけでもありません。
とにかく敬語なんて少し乱れても問題ないので、
・あなたの心を熱量そのままに
・頭の中の浮かんでいる映像をそのままに
相手に伝えることが最重要なんだということを覚えておいてください。
サラタメ
テクニックと言うよりはマインドの話ですが、
考え方を変えるだけで、実は伝わり具合ってけっこう変わります!
【面接で緊張しない方法3】
「緊張しています」と正直に伝える
最後に番外編として「緊張しています」と正直に伝えるというテクニックもお伝えしておきます。
今まで紹介した2つの方法を実践しても、「まだどうしても緊張しちゃう…」っていう人のための裏技です。笑
抑えらない緊張というのは、自分の中だけで持っているより、相手に打ち明けてしまったほうが、自分自身のストレスは格段に下がります。
緊張を相手と共有してしまうんです。
また、人間らしい面を出せるので、面接官との距離を縮めることができるというメリットもあります。
「え、そんな良いこと尽くしなら言わなきゃ損じゃん!」
…そんなことありません。笑
この方法には「優秀さや頼りがいという点に関しての評価が落ちる」というデメリットもあるため、注意が必要です。
人間味があって一生懸命に映りますが、その分、綿密な企業研究などを含めてしっかり準備してきたという姿勢を見せて「一生懸命キャラ」としての一貫性を見せないと、
ただ準備不足でオロオロしてる人だという印象になってしまいます。
なのでこの方法はあくまでも「奥の手として取っておく」くらいのイメージで捉えていただければと思います。
サラタメ
基本的には「模擬面接」と「伝えたいという気持ち」を持つことが、面接で緊張しないためのコツです!
【緊張しない方法まとめ】
緊張は絶対します。「場慣れ感」を意識して練習しよう
この記事では、面接で緊張してしまう原因と、その対策方法について紹介しました。
面接で緊張してしまう原因は「面接に慣れていないから」に集約されます。
解消するためには、とにかく「場慣れ感」を作り出す必要があります。
- 実際の面接と同じ声量で模擬練習を行う
- 「良く思われたい」から「伝えたい」に切り替える
- 「緊張しています」と正直に伝える
この3つのポイントを意識することで、面接での緊張はかなり和らぐかなと。
面接で最大限に力を発揮するためにも、周到な事前の準備をしてから、本番に臨むようにしてくださいね。
また、予め面接全体の流れを掴んでおくことも重要です。面接全体の流れについては以下の記事で解説しています。
転職の面接は9割がこの流れ!自己PRや逆質問も対策して、面接官を射止めよう|サラタメのホワイト転職サラタメ
緊張を完全にゼロにすることはできません。
「緊張を感じた=落ちる」ではありません。
緊張が原因で、言いたいことを伝えられないから落ちるんです。
多少の緊張は集中力を高めてくれるんです。
緊張感さえ仲間にして、最高の面接にしてください!
最後に…
私が実際に使ってみて「これはオススメできる!」と思った転職支援サービス(※すべて無料)をまとめた記事貼っておきます。 【忖度無しの本音】サラタメおすすめの転職サイト&転職エージェント&口コミサイト 最初の「結論」部分だけでも、充分役立つ情報かなと。 (「結論」だけなら“1分”あれば読めちゃいます!)