【とりあえず3年の本当の意味とは】1年でも3年でも転職可能!古い価値観はポイ|サラタメのホワイト転職

3年続けろはウソ

サラタメさん

ブラック企業→倍率100倍のホワイト企業に転職を成功させて、転職特化Youtuber(登録者約10万人)してるサラタメが実体験&300名以上(転職経験者・採用担当者など)のガチ取材を元に解説します!
結論
  • 「とりあえず3年は働いた方がいいよ」はウソ&クソである
  • 転職を検討する条件は「今の仕事を7割くらいは理解してる?」という前提&3つのチェックポイントを確認する
  • 転職活動は気軽に!退職は慎重に!

今回は、転職活動しようと思ってる人に対してされがちなアドバイス、「とりあえず3年は、働いた方がいいよ」がウソ&クソである件について、熱弁させていただきます。

結論、キャリアプランにおいて、「とりあえず3年」「石の上にも3年」は間違っています。

そんな雑過ぎるアドバイスは、聞き流してOKです。

3年続けろはウソ

なぜ間違っているかというと、3年の間に

  • どれだけしんどいことがあって
  • どれだけのスキルを身につけて
  • どれだけの経験ができたのか

は、人それぞれ全然違うからです。

それなのに、全員に向かって「ザックリ最低3年は続けた方がいい」というアドバイスは、細かい条件をシカトし過ぎ、あまりに粗すぎ、ザックリし過ぎです。

例えるなら、ありとあらゆる動物、ライオン・ゴリラ・ウサギを連れてきて、「お前らなんで服着てないの?服ぐらい着ろよ」と人間のルールを押し付けるようなものです。

ゴリラ

いや、それ人間さん達が、勝手にやってるルールじゃん!ゴリラには、ゴリラのルールがあるんだよ!!

では、なぜそんなアドバイスが横行するのか、そして、「とりあえず3年」ではなく何を基準に転職を検討したらいいのか、1つの前提条件と3つのチェックポイントをお伝えします。

ではいきましょう!

動画で見たい方は、↓こちら↓からどうぞ!


「とりあえず3年」というアドバイスが横行する理由

理由はだいたいが

  • 自分を守るためにウソをついてる
  • よくわかってない

のどちらかです。

サラタメさん

誰から「とりあえず3年続けろ」なんて言われたんですか?

と聞くと、だいたいが上司か親御さんです。

上司は自分を守るためにウソをついていることが多いですね。

上司は自分を守るためにアドバイスする

部下が転職してしまうと、

  • 引継ぎや、業務を調整する仕事が増えて面倒
  • 部下をマネジメントできてないと、管理職としての評価が落ちる

ということが起こりうるためです。

だから自分が上司である数年間は、ウヤムヤにしておきたいんですよ。

「お前のためを思って」と言うかもしれませんが、99%自分のためです。

サラタメさん

私も含めですが、人間は、そういう自己中な生き物なんです。

では、親御さんの場合はどうでしょうか。

きっと本当に、あなたのことを考えてくれていると思います。

ただ、残念ながら、生きてきた時代が全然違いますから、どうアドバイスすればいいかわからないんですよ。

親はどうアドバイスすればいいかわからない

親世代の方々の多くは、終身雇用が保証された時代に生きてきたわけで、複数回の転職をしてないですし、いろんな会社を比較検討するような機会もありませんでした。

ですので、今のような超スピーディーに変化していく社会の、しかもキャリアに関する最新の状況に、追いつけてないだけなんです。

サラタメさん

基本的に、上司も、親も敬うべき存在ではありますが、キャリアに関するアドバイスを鵜呑みにしていいかは、よくよく検討しないといけません。

転職を検討する条件!1つの前提と3つのチェックポイント

1つの前提条件と、3つのチェックポイントを確認する

3年という漠然とした数字ではなくて、何を条件に転職を検討したらいいかというと、結論、1つの前提と3つのチェックポイントを確認してみてください。

  • 前提「仕事をせめて7割くらいは理解しているか?」
  • ポイント①「求めるスキルが身につかないか?」
  • ポイント②「行きたいポジションがないか?」
  • ポイント③「ストレスがあるか?」

つまり、今の仕事のメリットも、デメリットも、だいたい7割くらいは理解できていて、

その上で、求めるスキルも身につかないし、行きたいポジションもないし、職場でストレスも感じてるのであれば、転職活動を始めてしまってください。

転職サイトと転職エージェントに登録して、今すぐ走り出しましょう。

【忖度無しの本音】サラタメおすすめの転職サイト&転職エージェント&口コミサイト

サラタメさん

「もう少し丁寧に説明してくれ」という人のために、ここから詳しく解説していきますね!

【前提条件】仕事をせめて7割くらいは理解してるか?

仕事を7割ぐらい理解しているか

この前提条件を満たさずに、会社をやめたくなっている人は、一旦思いとどまった方がいいです。

それは、ただの一時的な衝動でしかありませんから。

衝動に駆られて会社をやめてしまうと、

転職希望者

なんか、よくわかんないけど、会社やめちゃったんだよね、この先どうすればいいんだろう……

という、キャリア迷子になってしまいます。

とはいえ、あくまで7割くらい把握すれば大丈夫です。

「今の仕事の全てを、完璧に把握しよう」とすると、それこそ10年以上かかってしまうこともありますから。

7割くらい把握できれば、自分のキャリアにおいて、このまま継続した方が得かどうかくらい、判断できるはずです。

ただ自分の経験だけで把握しようとすると、それもまた、3年以上とか余裕でかかっちゃいます。

ですので、例えば、ベテランの上司とか、同じ業界で働く先輩に話を聞かせてもらうとか、経験をショートカットするワザを使うことをおすすめします。

先輩たちの声も聞きながら、まず最低限の条件として、今の自分の仕事のメリットとデメリットを、正確に把握するようにしましょう。

ポイント①求めるスキルが身につかないか?

求めるスキルが身につかないか?

これ要は、「今がめちゃくちゃしんどくても、自分が求めるスキルが身につくんだったら、それは、ガマンどころだ」ということです。

サラタメさん

スキルが身についてる実感がある人は、あまり転職で悩んだりしないと思いますので、このポイントは飛ばしちゃいます!

ポイント②行きたいポジションがないか?

行きたいポジションがないか?

「今やってる仕事は、全然好きじゃないし、求めるスキルも身につかない。でも、この仕事を頑張ることで、あの部署に行けるかも、あの役職になれるかも」という希望があるパターンです。

事例として多いのは、

営業マン

今は営業をやってて、全然やりたくないんだけど、営業で実績を残せば、商品企画部にいけるかも!

みたいなパターンですね。

行きたいポジションがあるのであれば、そしてまだ、その可能性が消えてないのであれば、もう少し、今の職場で耐えてみてもいいかもしれません。

ポイント③ストレスがあるか?

ストレスがあるか?

これ要は、「スキルも経験も身につかないし、行きたいポジションもやりたい仕事もない、ただ、ホワイト企業だから、職場の人間関係も、待遇だけは良い」というパターンです。

新卒で日系の大企業に入った人が、よく陥るパターンですね。

ただ、ホワイトな職場と言い切れる状況は、モヤモヤはあるかもしれませんが、なんだかんだラッキーなことなんですよ。

その環境を手に入れたくても、できない人はたくさんいるわけで、安易に手放してしまうのは、もったいないです。

ですので、会社はそのままで、ぬくぬく穏やかにしながら、副業に挑戦するパターンを考えて欲しいと思います

副業を検討してみてほしい

やりがいや刺激だけで言えば、サラリーマン業より、副業の方が満たしやすいです。

ぜひ奥の手として、日系大企業でぬくぬくしてる方は、副業を検討してみてください。

チェックポイントはあくまで目安でしかない

今まで説明してきたのは、

  • スキルも身につかない
  • 行きたいポジションもない
  • 職場のストレスもエグい

そんな人だけが「3年を待たずに転職活動を始めてください」ということではありません。

転職活動を検討する条件は、前提部分の「仕事のメリット、デメリットを7割くらい理解してるか?」というポイントだけで判断してOKです。

チェックポイントは、もし3つとも満たしてたら、「今すぐ始めた方がいい」「急いだ方がいい」という目安でしかありません。

例えば、

  • 今いる会社が、スキルが身につく環境だったとしても、もしかすると、他の会社には、もっと強いスキルが身につく環境があるかもしれない
  • 今いる会社に、将来つきたいポジションがあるとしても、他の会社だったら、もっと早く、そのポジションにつかせてくれるかもしれない
  • 今いる会社の、待遇が良いものだったとしても、他の会社は、待遇が良いだけではなく、リモートワークOKで、さらにストレスが減るかもしれない

ということもあり得ます。

つまり、今が、仮に悪くない状態だったとしても、他の会社より良いかはわかりません。

それは、「実際に転職活動をして、比較検討してみないとわからない」ということです。

なので、前提条件として、今の仕事のメリットとデメリットがだいたい把握できたら、軽い気持ちで転職活動してみればいいと思います。

別にお金もかからないですし、時間が少しとられるくらいで、基本ノーリスクです。

転職希望者

いやでも、3年以内で短期離職してたら、転職市場で評価してもらえないんじゃない?

と思われるかもしれませんが、内定が出るかは、実際に受けてみないとわかりません。

転職活動をしてみないとわからない

自分では「短期離職してしまって、ダメダメだ」と思っていても、あなたのスキルと経験が、たまたま志望企業の欲しい条件とマッチしてたら、採用してもらえるんです。

もちろん短期離職を繰り返すことは、マイナス評価になりやすいです。

ただ、そのせいで、絶対内定をとれないわけではありません。

どうせ落とされても、命をとられるわけではありませんので、試しに、気軽に、受けてみればいいと思います。

【注意】転職活動は気軽に!退職は慎重に!

注意して欲しいのは、3年なんか待たずして、「転職“活動”をしよう」ということであって、「退職をしよう」という話ではないという点です。

転職活動をしたからといって、今の会社を、退職しないといけないわけではありません。

内定をもらってから、それぞれの会社の、メリットとデメリットで天秤にかけて、

転職希望者

こっちの会社の方が得だ!

と分かってから、実際に移ればいいだけです。

転職は気軽に!退職は慎重に!

まだ行き先が決まってないまま、「退職」してしまうのは、大きなリスクを抱えることになります

退職してしまってからの転職活動は、経済的にも精神的にも、ツラくなりやすいです。

またそういう弱みを見せると、企業側にも足元を見られて、良い条件を提示してもらえないこともあります。

ですので、転職活動は気軽に、でも、退職は慎重に行うようにしましょう。

サラタメさん

私は、転職活動で、人生がかなりハッピーに変わったからこそ、ゴリ押ししちゃいがちではあるんですけどね……

【サラタメ的まとめ】転職活動は気軽にやってみよう!

結論
  • 「とりあえず3年は働いた方がいいよ」はウソ&クソである
  • 転職を検討する条件は「今の仕事を7割くらいは理解してる?」という前提&3つのチェックポイントを確認する
  • 転職活動は気軽に!退職は慎重に!

いろんな事情の人がいて、時代背景もどんどん変わっていくなかで、「3年は働いた方がいいよ」は雑過ぎるアドバイスです。

「自分を守るため」か「そもそもどうアドバイスすればいいのか、よくわからない」ことがほとんどですので、笑顔でスルーしちゃいましょう。

退職は慎重にならないといけませんが、転職活動は2年に1度くらいのスパンで、健康診断的なノリで、気軽にやってみてください。




最後に…

私が実際に使ってみて「これはオススメできる!」と思った転職支援サービス(※すべて無料)をまとめた記事貼っておきます。 【忖度無しの本音】サラタメおすすめの転職サイト&転職エージェント&口コミサイト 最初の「結論」部分だけでも、充分役立つ情報かなと。 (「結論」だけなら“1分”あれば読めちゃいます!)